フルート練習法(初心者編2)

フルートはとっつきやすい楽器ですが、奥が深い楽器なのです。(他の楽器も奥が深いことには変わりはありませんが、例えばオーボエなどはリードを鳴らすのに時間がかかりますし、そのリードを自分の硬さ、厚さ、形状などに整えるのにも時間がかかるので、簡単には始められないのかもしれません)

フルートの場合の「奥が深い」と言う意味は、あのジェームズ・ゴールウェイ氏でさえも「アンブシャーは日々見直し改善している」と言っているように唇や口内の形や柔軟性、そして息圧などを常に研究して自分に合った答を見つけなければならない楽器だからです。

それでも昨日良い音が出た時の口の形を寸分違わず覚えている人はいないと思います。
それはメモできないからです。
感覚を体で覚えていかなければならないのです。
(例えば下唇の内側唇から1cm奥の中央を2mm前に出した方が良いと書けても実際には感覚を掴まなくてはならないので、書き留めたメモは殆ど役にたちませんよね)
だから教えるのが非常に難しい楽器だと言えると思います。

リード楽器はリードと言う音源がありますが、フルートは音源らしい音源はありません。
息を歌口のエッジに当てて音を作り出す楽器です。
ですので、アンブシャーは他のどの楽器よりシビアに考えなければなりませんし、口そのものがリードに当たる役目をする重要な部位になるのです。
(かと言ってアンブシャーだけが全てと言っているわけではありません)

それからどんなに上手い人の唇を見ても無駄です。
形の真似は出来ても口内の状態まではうかがい知る事は出来ません。
(参考程度に見るのなら問題ありませんが・・・)

まずは、この練習をする前に自分のレベルを認識しておかなければ、この先のブログを読んでも無駄になると思いましたので、急遽「始める前の心構え編」を差し込みました。

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