カラヤン・ベルリンフィルのチャイ4

私は元々カラヤン・ベルリンフィルのコンビネーションが好きで、その流れでゴールウェイも聴くようになりました。

ゴールウェイは1969年から1975年までベルリンフィルに在籍していたのはご存知の通りです。

カラヤン/ベルリンフィルのチャイコフスキーの交響曲第4番はドイツグラモフォンの録音が有名です。

しかし、EMIからも同じカラヤン/ベルリンフィルの組合せでCDがあります。

ドイツグラモフォンの演奏は、私が聞く限り最も優れた演奏です。

ただ、グラモフォンのフルートはゴールウェイではないのです、残念なことに。

では、ゴールウェイの吹くチャイ4はあるのか!?

あるんです!

それはEMI録音のCDです。

チャイコフスキーの4番は特に第1楽章の半音階下降の木管の掛け合いは木管吹きなら聞きどころ。

私はグラモフォンとEMI両方持っていますが、ここの箇所はEMIに軍配を上げたいと思います。

唸るほど美しいのです。

オーボエはコッホなのかシュタインスなのかは不明です。

また4楽章の金管がメインの部分もフルートが抜けて聞こえます。

ゴールウェイならではの聞きどころだと思います。

どうすればあのように金管の中でもはっきりとフルートが聞こえるのか?

金製のフルートのお陰なのかゴールウェイの吹き方の妙技なのか、不思議なところです。

ただし、この交響曲の冒頭を聴き比べると絶対的に良い音はグラモフォン。

EMIの録音はオーバーレブで音が割れているのです。

この部分を許せるならば、EMI版は是非一度聞いてほしいCDです。

ゴールウェイに興味のない人はグラモフォン版をお勧めします。


チャイコフスキー:交響曲第4番
EMIミュージックジャパン
2010-09-22
カラヤン(ヘルベルト・フォン)

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